KVM 上に FreeBSD 7.0 をインストールした。
その前に、FreeBSD は CD 数枚組で配布されており、DVD は無い。 Creating Your Own FreeBSD 7.0 DVDを参考に作成してみた。
FreeBSD 7.0 DVD イメージの用意
近場のミラーサイトから
- 7.0-RELEASE-i386-disc1.iso
- 7.0-RELEASE-i386-disc2.iso
- 7.0-RELEASE-i386-disc3.iso
- 7.0-RELEASE-i386-docs.iso
DVDイメージの作成
下記コマンドは、Linux上で作業。
# mkdir /path/to/dvd-freebsd7 # # for suffix in "disc1 disc2 disc3 docs"; do # iso="7.0-RELEASE-i386-$suffix.iso" # mount -oloop /path/to/$iso /mnt # tar -C /mnt -c . | tar -C /path/to/dvd-freebsd7 x # umount /mnt # done # # rm -Rf /path/to/dvd-freebsd7/rr_moved # # sed -ie 's/|[123]$//' /path/to/dvd-freebsd7/all/packages/INDEX # # cat >> /path/to/dvd-freebsd7/cdrom.inf <<EOF CD_VOLUME = 0 CD_VOLUME = 1 CD_VOLUME = 2 CD_VOLUME = 3 EOF # # mkisofs -v -V FreeBSD -J -R -no-emul-boot -b boot/cdboot -o /path/to/7.0-RELEASE-i386-dvd.iso /path/to/dvd-freebsd7
インストール
KVM上では、2点問題がでたが、それを除けば難なくインストールできた。
ACPI/APICが機能しない
ACPI/APICが上手く機能しいので、それを除けてインストールし、最後にブートローダ側での設定を行った。
/boot/loader.conf
/boot/device.hints
hint.acpi.0.disabled=1 hint.apic.0.disabled=1
libvirtではshutdown制御がACPI経由で行われるようなので、いちいちログインして終了する必要があり、自動でVMが終了しない。ちょっと嫌ですな。。。そのうちFreeBSD on Linux KVM でACPI対応するんだろうなぁ
ACPIを無効にして、APMを使うようにすれば、自動でVMを終了することができる。但し、libvirtではshutdown制御は効かない。。。
/boot/device.hints
に、hint.apm.0.disabled=0/boot/loader.conf
に、apm_load="YES"/etc/rc.conf
に apm_enable="YES"
参考「FreeBSDでACPIを無効にしAPMを有効にする方法」
NICが安定しない
また、KVMのデフォルトで選択される rtl8139では、FreeBSD側のドライバが安定してない。何か timeout とかのメッセージが出る。
libvirt 0.4.2 から NIC のmodel指定ができるようになったので、手動で最新ソース libvirt_0.4.4-0ubuntu1 からパッケージを構築し、NICのモデルに e1000 を指定したら安定して動くようになった。
... <interface type='bridge'> <mac address='xxxxxx'/> <source bridge='br0'/> <model type='e1000'/> </interface> ...
NetBSD on Linux KVM も似た感じで、ACPI無効で適当なNICモデルを選択すれば良い。
0 件のコメント:
コメントを投稿