だいぶ前に設定できたのだが備忘として書いておこう。
Debian/etch 環境の netatalk は DHX認証のプラグインが含まれていないので、GSSAPI 経由で Kerberos v5 を使う。
前提として、
- netatalkサーバはクリアテキスト認証でのファイル共有が可能
- Kerberos のクライアント設定(/etc/krb5.conf)が完了してる。
- ユーザは既に特定のレルムからKerberos のチケットが入手できる。
- netatalk サーバが動いてるマシンのデフォルトのレルムが上と同じ。でもサービスプリンシパルの登録はしていない。
使っている Open Directory だと MIT Kerberos なので、kadminはそれようなのを使うべし。
kadmin で管理者でログインして、サービスプリンシパルを登録して、そのサービスプリンシパルが入った keytab を作成する。
# kadmin -p diradmin
Authenticating as principal diradmin with password.
Password for diradmin@EXAMPLE.COM:
kadmin: addprinc -randkey afpserver/machine.example.com@EXAMPLE.COM
...
kadmin: ktadd -k /tmp/krb5.keytab afpserver/machine.example.com@EXAMPLE.COM
できた keytab をマシンの /etc/krb5.keytab にコピーする。別のサービスプリンシパルがあれば、ktuil とかで追加すると吉。
認証方法の指定を /etc/default/netatalk では行わず、afpd.conf から行うようにする。
/etc/default/netatalk
...
AFPD_UAMLIST=""
...
/etc/netatalk/afpd.conf
...
- -tcp -uamlist uams_gss.so -k5service afpserver -k5keytab /etc/krb5.keytab -k5realm EXAMPLE.COM -fqdn machine.example.com:548
...
Linux でもローカルKDC?とでのKerberos認証が提供されるのだろうかねぇ。
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