2009年9月27日

VT6122 の性能(2) - VIA Velocity の出自

velocitygetのソースを眺めていると VT3119 とか VT3216とか一見全く関係無さそうなチップ名らしき物が出てくる。 VT6122 の Device ID が 0x3119 なのでVIA内部型番になっているのかなぁ。 でも、ドライバ内では Rev ID での区別らしきものがあり、それに従うと VT6122 = VT3216 (?)っぽい。

正直のところ VIA に聞かないと分からないし、検索でもホンの僅かの情報しか引っ掛からないので、 憶測程度にしかならないが、ちょっとだけ書き残しておこう。

VT6110

ここら辺の事情は、ほんとに雲をつかむような感じだ。。。

ZyXEL社の Gigabit NIC (GN650-T/GN670-T) が最初の製品っぽい。そいつが VIA 内部では Device ID と関連づけて、多分 VT3119 と呼ばれていたんだろう。コイツにはまだ PHY が内蔵されておらず、ZyXEL の製品には PHY が載っている。それが CICADA製SimpliPHY のもの。

ZyXEL へのOEM供給?でチップの型番はZX1701Z/X1702になっているが、VIA が外販する時に VT6110 と付けたんだろうと推測できる。

参照
  1. BSD系のドライバ vgeには、ZyXEL 製のNICとVT3119 の記述がある。
  2. ZyXELのサイトには情報は殆どないが、Download Search で検索するととドライバ(rhineget 1.10/velocityget 1.18)が見つかる。
  3. ロシアでは結構流通した製品らしく、検索("Zyxel Omni LAN PCI G1")に出てくる。カード全体の鮮明な画像も出てくる。SimpliPHYのマークのチップが見てとれる。
  4. rhineget/velocityget 内の chip_info_table には、CHIP_TYPE_VT6110 のマクロがある。
  5. Gentooのフォーラムの記事に、GN650-T の lspciの出力があり、Rev 01 となっており、ソース内では REV_ID_VT3119_A1 に相当する。REV_ID_VT3119_A0 というのは開発版なのかなぁ。。。

VT6120/VT6121/VT6122

VT6110 に SimpliPHYを内蔵して1チップ化したものが、良く知っている VIA Velocity と呼ばれてる製品群で、 PCIのバスサイズが32bit/64bitのものがそれぞれがVT6120/VT6121で、VT6120 のパッケージを小型したのが VT6122 である。

内部的には VT3216 の型番が付いてると思われるが、ドライバが流用できるほど上位互換なので、Device ID が 0x3119 のままになったようである。

以後、Rev ID の範囲で区別する方針になったのか、0x00〜0x0F が ZX1701Z/X1702/VT6110 であり、0x10 〜 0x1F が VT6120/VT6121/VT6122 のどれかにあたる。ちなみに EPIA-EN12000EG に載っているのは 0x11 になっている。

性能アップのための機能で Tx/RX キューに関するなんかのタイマーが追加されている。

Rev ID が 0x20〜0x7fのもの

該当する製品が見つけられなかった。。。内部的には VT3284 の型番が付いていると思われる。

velocityget を読む限り、PCI のバースト転送に Memory-Read-Multiple が使えるようになったっぽい。なんのコッチャ、、、

Rev ID が 0x80 〜

PCIe に対応した VT6130/VT6132 が該当する。内部的には、VT3286 の型番が付いてると思われる。

どうも PCIe 化と同時に省かれた機能があるっぽいが、ドライバでは何も対処してないっぽい気がする。

まとめ

Device ID 0x3119 のデバイスは、Rev ID の範囲でチップを区別してるらしい(もしかしたら、特定の Rev ID リストが作れるかも)。

Rev ID内部型番チップ名
0x00 ~ 0x0fVT3119ZX1701Z/X1702/VT6110
0x10 ~ 0x1fVT3216VT6120/VT6121/VT6122
0x20 ~ 0x7fVT3284不明
0x80 ~ VT3286VT6130/VT6132

但し書き

元になるデータが凄く不確かであり、かなりの憶測が含んでいる(ほとんどが要出典)。あまり信用できる情報ではありませんのであしからず。

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