i915GMm-HFSとDothan(770)の組み合わせでEISTが出来るので購入したのだが、何故か Linux のカーネルモジュール cpufreq-centrino がロードできなかった。なので、BIOSの設定画面で、ratio と、CPUの電圧設定をチマチマ変更していた。そして悲劇が起きた!
BIOSのCPUの電圧設定は特に制約無く 0.7 Vくらいまで下げられる。発熱を押さえる目的でCPUの電圧設定を異様に小さな値を設定して運用していたら、多分プチ暴走かメモリの一部が飛んだかの問題が発生し、運悪くapt で更新作業の最中でファイルシステムが壮大に壊れてしまった。
データ系のファイルは別ボリュームで運用していたので幸いして欠損することは無かった。 何とか、ファイルシステムをXFSからext3に変更して復旧させることができた。
大本の原因が分かったところで、何故 EIST が有効にならないのか調べてみると、 Intel のEISTの解説というのがあり、EISTに対応するにはCPU以外にも、Chipset/Motherboard/BIOSにもEIST対応が求められる。EISTの有効化は結構大げさな奴だったのかぁ。。。
BIOSが含まれるというので、確認すると現状は1.04だがAopenサイトには1.11まで公開されている。なので、BIOSを1.04から1.11にアップデートすると、カーネルモジュール cpufreq-centrino が無事ロードできるようになった。多分、BIOSに周波数と電圧とかの対応表とか、周波数の変更方法とかがちゃんと乗るようになったのかなぁ。
governorをondemand に指定したところ、負荷が低いときは、勝手に周波数と電圧が下がって、同時にCPU温度が約48℃くらいに落ち着いた。openssl speed
とかでCPUの演算をブンブン回して負荷を上げると、周波数と電圧がMAXまで上がり、CPU温度が約95℃くらいに上昇した。。。EISTが有効になっていますねぇ。
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