P4P800-VM に CentOS 5.2 をインストールしてみた。インストール時に、パッケージ選択に仮想化をチェックすれば、インストール直後から Xen+Dom0 の環境が素で出来ていた。RHEL から流用しているからか、変に固まること無く本当に安定してる。
但し、2点くらい留意する必要があるっぽい。
- CentOS 5.2 のインストールメディアを使う場合、インストール時とカーネルを最新バージョンにするまで irqpoll を付ける必要がある。逆に言えば、yum で最新バージョンにすれば必要ない。つまり、CentOS 5.3 くらいには、過去の事になるんだろうなぁ。
- 別途PCIカードに差し込んだ e1000 のアダプタで Wake On Lan が機能しない。これは Xen によるブリッジが放置される問題で、終了処理にブリッジを落とせば問題なく機能する。
「Second p0st: Wake on LAN」には debian 向けに書かれているが、これを CentOS 用に変更し、/etc/init.d/xen-bridge-phil に書き落とす。その後、適当なコマンドで登録する。
#!/bin/sh # # xen-bridge-phil Stopping Xen network bridge so WOL will work # # Author: localadmin <localadmin@localhost> # # chkconfig: 2345 99 02 # description: Stopping Xen network bridge so WOL will work # Source function library. . /etc/rc.d/init.d/functions RETVAL=0 prog=xen-bridge-phil ETH=eth0 stop() { /etc/xen/scripts/network-bridge stop > /dev/null 2>&1 test "x$ETH" != "x" && /sbin/ethtool -s ${ETH} wol g } case "$1" in start) touch /var/lock/subsys/$prog ;; stop) echo -n "Stopping Xen network bridge so WOL will work" stop RETVAL=$? if [ $RETVAL -eq 0 ]; then rm -f /var/lock/subsys/$prog success $"$prog shutdown" else failure $"$prog shutdown" fi echo ;; esac exit 0
登録処理
# chkconfig --add xen-bridge-phil
ついでなのだが、終了時に xend が呼ばれていない気がするので、/etc/init.d/xend の中に適当な位置に
... start) ... touch /var/lock/subsys/xend ... stop) ... rm -f /var/lock/subsys/xend ...
を埋め込む必要があるかもしれん。
追記 (2008/12/10)
某OKWaveの質問サイトにリンクの記載がある。それは良いんだが、ホスト名が異なるだけのコピーが約30サイトもあるのには、ビックリした、、、OKWaveって。。。
大本の質問のやり取りは、「XenでWOLできない?」がそうらしい。
最近のNICのWOLの設定は、電源を完全に落とすと保存されないものが多くなったなぁ。それに、カーネルのバージョンがあがると思い出したようにWOLの不具合が発生するし、みんなIPMPに流れて使っていないのかんなぁ。。。普通のマザボでも載るならよいのに。。。グチグチ
まぁ、ethtool で設定を入れ込むとしたら、/etc/init.d/xen-bridge-phil ファイルのstop()関数の中で、上のようにすればよいかも。
WOL設定って、udev で何とかするのがモダンな解法なのかなぁ。。。良くわからんが。。。。
がんばれ>>RedHat/Fedoraチーム
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