ボリュームを暗号化する上で気になることは、どれくらいIOの性能が落ちるかである。
普通にそこら辺にある2台でベンチを取ってみた。
- ASUS M2NPV-VM / Athlon64X2 3800+ (2GHz) / DDR2-533 1G x 4
- EPIA-EN12000EG (C7 1.2GHz) / DDR2-533 1G
測定は hdparm -t を使って3回で最も良い値を使った。
読み込み速度(MB/sec) | 比 | |
---|---|---|
M2NPV-VM (2GHz) - 素 | 74.82 | |
M2NPV-VM (2GHz) - cryptoあり | 71.65 | 0.96 |
M2NPV-VM (1GHz) - cryptoあり | 36.10 | 0.48 |
EPIA-EN12000EG - 素 | 76.04 | |
EPIA-EN12000EG - cryptoあり/PadLock 有 | 43.26 | 0.57 |
EPIA-EN12000EG - cryptoあり/PadLock 無 | 12.64 | 0.17 |
格段に劣化する訳では無さそうで、 ファイルシステムが絡めば DiskIO と暗号化処理が並列化しそうなので、 気にならない程度に落ち着くのかなぁ。。。
あと VIA PadLock は結構効果があり、in-order 1.2G だけだと非力なのかぁ?
Intel Atom だとどの程度になるか気になるなぁ〜。。。それとも Atom 系に AES-NIが実装されるのを気長に待つ方がいいのかなぁ。。。
修正(2009/09/08)
Athlon64X2 は cpufreq の ondemand governor を使ってたため、どうも結果が怪しかったので、クロックを固定して再度計測し直した。
結果、Athlon64X2に関しては 結構クロック周波数に比例した性能であり、2GHz 程度の性能があれば汎用CPUには苦にならないようである。C7は PadLock を使うとやっと一人前であるが、他を凌駕する性能とかは無さそうだなぁ。。。
0 件のコメント:
コメントを投稿