3年半使っていた CF-R3 のHDD から異音が発生して、とうとうOSも起動しなくなってしまった。
Let’snote テンプレ Wiki に従って、交換してみた。
持っているCF-R3は、マイレッツ倶楽部モデルで型番 CF-R3DW4AXP で HDD は特殊仕様でなく5Vで駆動する。何にも考えず 2.5HDD ATA100 を適当に選んで交換できる。120G 容量 HTS541612J9AT00 を選んでみた。
D2D のリカバリなのでHDD が逝かれると、工場出荷状態にリカバリできなくなってしまう。
リカバリ領域を移行するには、壊れる前に作業しなければいけない。
もう起動しない。
男は黙って dd かぁ?
リカバリ領域のバックアップ
取り敢えず適当な Linux の Live CD を確保して、USB-CD/DVD 経由で作業用のLinux システムを確保する。
今回は、KNOPPIXを使った。
で、HDD の最後から 392 シリンダー分がリカバリ領域である。 運が良く破損しておらずアクセスできた。
# total=`blockdev --getsz /dev/hda`
# count=`expr 392 \* 16065`
# skip=`expr $total - $count`
# dd if=/dev/hda of=recovery-fat32.img bs=512 skip=$skip count=$count
できたイメージ recover-fat32.img が fat32 としてマウントできれば成功。サイズが3Gもあるので、netcat を使って転送して、別のマシンに保存した。
HDD 交換
交換方法は、動画もあがってるので、そんなに難しいことではない。
リカバリ領域の復活とリカバリ
- MS-DOSの起動ディスクにmakebeer.exe/recvmode.exeを仕込んだものを用意する。
- 用意した起動ディスクを起動。
- makebeer.exe 3
- makebeer.exe /fat32
- 再度、Linux の Live CD を起動。
- /dev/hda4 が作成されているので、「dd if=recovery-fat32.img of=/dev/hda4 」で書き戻し。
- GRUB 起動ディスクを用意し、/dev/hda4 のパーティションブートする。
- リカバリメニューに従ってWindowsXPをリカバリ。
本当は 「makebeer /copy 」=>「makebeer /remove」=>「recvmode /normal」で、BIOSのリカバリメニューからリカバリできるらしいが、、、うまくいかなかった。
HDD が 4200 ppm -> 5400 ppm に変更されたためか、体感速度が早く感じられる。
また、3年半くらい使えるかなぁ。
0 件のコメント:
コメントを投稿