Google Code Prettify

2006年10月1日

ディスクIO性能(12) - ベンチマーク再考(1)

シーケンシャルな write/read に関しては bonnie++ でも十分意味ある計測が可能だが、ランダムアクセスの性能の測定に関して些か疑問がある。

bonnie++に関して「Random Seek 」という項目があるが、「4つの子プロセスを作成し、合計4000回のシークを発生させ、各シークでReadを行い、また10%については同時にWriteも行う。その時間を測定し1秒間に平均何回シークできたかを測定するもの。」らしく。普通のアプリケーションの一般的なI/O発生パターンを再現しているらしい。がイマイチ分からん。

そろそろベンチマークソフトを変えてみようかと思う。

benchmark は広く深い泥沼や。

  1. bonnie
  2. Bonnie++
  3. iozone
  4. Iometer
  5. tiobench
  6. UnixBench
  7. dbench
  8. nbench
  9. ubench
  10. LMBench
で、どれが良いのだろう。

、、、tiobenchあたりが丁度よさげである。

再度、tiobench を使ってデータを取り直そうかと思ったが、以前のデータが致命的な欠陥が合ったことが分かってしまった、、、。bonnie++ のchunk sizeが 8M bytes だと思っていたのだが 8K bytes の誤りだった、、、情けなさぁ。この測定パラメータだと、RAID0 の chunk size 64K より小さいため適度にI/Oが分散されないため、正しい結果が得られそうにない。

何をともあれ bonnie++/tiobench/iozone3の評価をやり直そう。

  1. RAIDで指定した chunk size とベンチマークでのblock I/O単位のchunk sizeの関係は?
  2. シーケンシャル・ランダムのI/Oのスループットは?
  3. 各I/Oスケジューラの性能は?
  4. 等々
まだ、頭の中がごちゃごちゃしてる。

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