ファイルサーバを普通のPCで組み、常時起動して運用すると、月々の電気代がちょっと気になる。
今使っている PC+HDDx4 台の電力消費をワットチェッカで計測すると、ほぼ130W前後になる。コイツが、24時間通電してると、一日 約3kW/h で、約60円程度になる。年間約2万円くらい使ってる計算になる。
RAID0+1の構成が取れるHDDx4台は魅力的だが、、、長期的に見ればHDDx2台(RAID1)のNASに移行するべきですかぁね。。。
HDDx2(RAID1)のNASは、各社多様に製品が展開されている主戦場ですなぁ〜〜
HDDが交換が簡単で扱い易そうなものが良いので、「ReadyNAS Duo」のべアボーンタイプを選択してみた。
"ReadyNAS Duo ホームメディア・サーバー ペアボーンタイプ" (ネットギア)
搭載されているX-RAIDを使えば、容量が同じでない場合でも冗長構成を取れる。余っているSATA HDDとかは容量はまちまちな場合が多いので結構便利だと思う。
最初の初期化は何やらHDD上にファームを展開してるためなのか結構時間がかかる。焦らずに Web管理画面(FrontView) にアクセスできるまで気長に待つ必要がある。
add-onで種々の拡張ができるのも売りで、SSHアクセスやDebian由来のAPTが可能である。 apt が参照してるパッケージ群はベンダーのNETGEAR提供のものに加え、Debian/sarge のものが使える。
ただ sarge 自体はサポート終了してるので、apt-line を debian-archive の近いサイトに変更する必要がある。
deb http://www.readynas.com/packages readynas/ deb http://ftp.riken.jp/Linux/debian/debian-archive sarge main contrib non-free deb http://ftp.riken.jp/Linux/debian/debian-non-US sarge/non-US main contrib non-free
今更な sarge かぁ。。。
また、NASには珍しく主メモリS.O.DIMMで提供されてより大きなものに交換ができ、より複雑なアプリでもを動かした場合も、結構スラッシングを抑えられる。
でもsargeベースなんだよなぁ。。。
普通にベンダーのファームを使い切るのがベストなんだと思うなぁ。
コイツに使われてる IT3017 は、どうも LEON とか言う Sparc v8 互換のCPUらしい、、、つまり、初めて所有する Sparc になりましたっす。。。 というか Sparc+aptの2点で買いだったのだが、、、
- Infrant Technologies IT3107/02 NAS/Raid-on-Chip Devices
- Linux brings enterprise RAID features to SOHO/SMB NAS gadgets
- Microprocessor Report Archiveの「Storage Processor Leverages LEON 」(適当にググルと、、、)
SSH でアクセス出来るので、ローカルでベンチを取ったところシーケンスIn/Outともに、普通のPCの半分以下程度だったっす。ベンチの計測中は、どうもPCに比べてCPUが回りすぎる気がする。
コイツのSATAのバスマスタ転送の実装がヘボイのか、今のx86系のChipsetが優秀すぎるのか、どっちだろう?
今後出てくるだろうATOM系のNASの性能が答えを出してくれるんだろうなぁ。というか、早く優秀なChipset積んで出てこいやぁ!!
まぁ ReadyNAS Duo はNASとしては買っても損はないが、もう少し凝ったことをやりたければ、debian/lenny がインストールできるQNAP NASやGLAN Tankとかがお勧めだなぁ。
sarge 止まりなんだよなぁ。。。惜しいなぁ
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