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2006年8月15日

ディスクIO性能(1) - 序

Windows95が出たての頃、Socket 7 がまだ現役で、Pentium 133MHz と Triton Chipsetを使っていた。いまはどこに使われているか分からない最新性能のメモリ EDO-RAMを乗せて、少しでも性能を良くしたいとBusmaster 有効なドライバを必死に入れて、Windows95が即死して、何度も入れ直し、結局3〜4回OSをインストールした。でも高速にチューンしても、あの頃のマシンはgcc 2.7 の構築に2時間くらいかかっていた。

でもあの頃は満足だったなぁ。

今は100倍くらい早いマシンを手に入れたハズなのに、やはりまだ足りない気がする。

PCの構成要素は大まかに CPU,Memory,I/O とか言うが、足を引っ張るのはI/Oである。 データベースなんかは物理ディスクI/Oを吐かせた時点で敗北とか忌み嫌われる。 ゲームの3DグラフィックとかCPUをブンブン回す科学計算は別の要素も足かせになるらしいが、一般的な用途として CPU, Memory よりはディスクI/O性能が全体の性能を左右する。

ディスクI/O性能はどのようにすればあげられるのかなぁ。
というか、ディスクI/O性能はどう測ればいいのかなぁ。
また、性能制限の要因になっているのはなんなのかなぁ。

もろもろ事が以前から気になっていた。でも忙しさにかまけて、他人の意見を鵜呑みしたホラ吹いてような気がする。 まとまった時間が手に入ったので、実際に調べてみますかなぁ。

では物品の調達っと。

平凡な PATA UDMA100を4台と SATA300 を 4台を揃えてみました。

  • Seagate ST340015A, 40GB, PATA UDMA100, 2MBキャッシュ, 5400 rpm
  • Seagate ST3320620AS, 320GB, SATA300, 16MBキャッシュ, 7200 rpm
ってか、Seagate を選んだのは単なる好みの問題。

PATAインタフェースカードは4channelの製品など入手出来なかったので、今はこれだけ。

  • FastTrack100 TX2 (PDC20270)
  • IO-DATA UIDE-133R(ITE8212)
  • 3ware Escalade 7500-2
あとマザーボードに付属のPATAインタフェースがある。

全部RAIDカードだがほとんど安い製品(3ware以外)なので、そこそこの性能しかないのかも知りたいところ。ただ、PATAはそろそろ廃れそうなのでこれ以上対象は増やす気はない。

SATA に関してはおいおい手を広げよう。

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